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企業が海外進出する際に法務的なサポートを受けたいと感じるのは当然の事と思います。
しかしながら、欧米に比べて、日本の弁護士業界の国際化は極めて遅れており、国際業務に携わる法律事務所は数あれど、海外に事務所を持つ法律事務所は、ほとんど存在しません。
私は、微力ながらこのような状況を改善しようと、2004年10月、日本企業の海外進出先として最も有力な国の一つであるタイ(バンコク)に事務所を開設いたしました。
以後、日本から海外進出をする企業のサポート業務を、上場企業から町工場に至るまでのあらゆる規模のクライアントに対し、それぞれのニーズに合わせて提供して参りました。
今後、TPPやFTAといった国際条約の締結の如何に関わらず、日本企業の海外進出は増え続けるものと予想されます。今後も増え続ける海外進出需要に対し、日本の弁護士の伝統である遵法精神を基本としながら、将来的には、アジア各国における法的サービスの提供を目指して、一歩一歩、努力を進めていきたいと考えております。
また、このような、法律事務所の海外進出が、若手弁護士に活躍の場を提供することに繋がっていけばと期待しております。