先日、ある件で、タイの民事裁判所での証言を行いました。
私自身が証言をしたケースは、これで2件目です。
証言自体は問題なく終わったのですが、証言に先立つ、真正な証言をする旨の宣誓に少し苦労しました。
日本の裁判所は、「私は真実を述べ、偽りを述べないことを誓います」といったもので非常にシンプルなのですが、タイの宣誓は、誓う対象がいろいろあってすごく長いのです。
外国人の場合は、短い宣誓でも許される場合もあるようですが、裁判官の判断でタイ語バージョンを読まされることもあるようです。
タイ語の分からない承認に無理に読ませるようなことはしませんし、通訳を介しての宣誓でも問題ありませんので、それほど心配することはありませんが、なぜ、と思うくらい長いので、文化の違いを感じるところではあります。