タイのコロナウイルス事情

中国や日本のみならず、タイを含めた世界中でコロナウイルスが問題になっています。

タイでは、1月くらいからPM2.5対策も含め街中でマスクをする人が増え出し、2月になると完全にマスク不足が問題になるくらい、コロナウイルスを意識する人が増えたように思います。また、チャイナタウンのあたりは人気が少なく、観光地として有名な寺院のあたりも通常よりも人が少ないように思われます。

また、タイ政府は、タイ国民に対しては、日本への渡航を自粛するように求めたようです。

他方で、今のところ、タイ国内のビジネスや働き方に直接影響を及ぼすような影響はないように思いますし、日本や中国に渡航歴のある方との接触を避けるような具体的な動きまではないようです。

官公庁でも日本からの渡航者に対して特別な対応をするという動きは見られておりませんが、一部、国立大学などでは学生への対応もある関係で、日本からの渡航者に対して直接の面談は自粛しているというような動きが出始めているようです。

今後、バンコク市内でどの程度感染者が増えるかによるかと思いますが、今後、日本国内で感染拡大を防ぐ為の国からの要請などが出るようになり、それが功を奏するようになると、これに倣う動きがほかの国に広がる可能性もあるように思います。

また、気候の関係上、建物の中で過ごす時間の多いお国柄ではあり、広がりやすい環境ではあるかもしれませんので、十分に留意が必要と思われます。

コロナウイルスのような感染症の広がりを防ぐ為には、閉ざされた空間に長時間他人と同席する機会を国全体でどれだけ減らすことができるかにかかっているということのようですので、テレワークなどが可能であれば、タイでも日本でも実行していきたいと思います。