タイ進出に必要なこと
タイ進出を成功させる条件は何ですか、とよく聞かれることがあります。 良い法律事務所を使うことです、と言いたいところですが、それだけでうまくいくとは限りません。 このあたりは、諸説あるところだとは思いますが、私が考えるタイ …
日本での長年の弁護士経験と、タイ王国チュラロンコーン大学法学部修士資格を併せもつ専門家のブログ。
タイ進出を成功させる条件は何ですか、とよく聞かれることがあります。 良い法律事務所を使うことです、と言いたいところですが、それだけでうまくいくとは限りません。 このあたりは、諸説あるところだとは思いますが、私が考えるタイ …
外国人がタイ国内で就業しようとする場合、就業目的の入国滞在の為のいわゆる就労ビザと、実際の就労の為のワークパーミットの二つを取得する必要があります。ビザは、大使館及び入国管理局の管轄であり、ワークパーミットは労働局の管轄 …
日本からタイに進出する際、会社設立の次に経営者の頭を悩ます問題として雇用の問題があります。 日本人の取締役・従業員の為に、会社が就労ビザ・ワークパーミットを取得しようとしますと、タイ国籍のLimited Companyを …
適用法と同様に、紛争が生じた場合、その最終的な解決方法として、紛争解決機関をどこにするかについて、契約書上で予め合意している例も多くみられます。 それでは、契約によって、紛争解決機関を合意する場合は、どの様に決定すべきで …
合弁契約などの契約書を作成する際に、一番最後のあたりに、適用法に関する条項が設けられることがよく見られます。 契約書に、適用法に関する条項がないと、相手方が契約書で約束をした内容を遵守しないなどの契約不履行があって、契約 …
タイの民商法では、有限責任会社(Limited Company)の株主は3名以上と決められています。以前は、7名以上だったのですが、さすがに多すぎるということで3名以上に改正されました。日本では、1名でも構わないので、と …
タイでは、金銭の貸し付けはあまり行わない方が無難です。 借主が個人の場合、借りたまま行方が分からなくなっても居所を突き止めることが日本国内と違って至難の業です。日本人なら安心と思われるかもしれませんが、むしろ、タイ国内で …
今日は、持ち株会社のケースで、株式に質権を設定して担保に取るケースがありますので、その方法及び有効性について検討したいと思います。 「持株会社について」も併せてご覧ください。 以前に説明をしました持株会社のスキームを使っ …
サッカーワールドカップでの日本人サポーターのゴミ拾いが話題になっています。 やっぱり、日本人の良いところは、クリーンなところですね。 勉強会では、下記のような質問もありました。 【質問】 10年から20年くらい前のことで …
本日は、土地所有制度について説明をしたいと思います。 テキストで見たい方は、メルマガに登録して頂いてバックナンバーからご覧下さい。 タイの土地所有制度について補足をいたしますと、タイでは、外国人が個人としては土地の所有者 …