撤退について
タイへ進出して、うまくいく場合は良いですが、うまくいかなくなって、撤退をしなければならない場合もあります。 あまり考えたくはないですが、撤退する時のことも考えておかなければ、最後の最後で、大きな損失を出したり、長期の紛争 …
日本での長年の弁護士経験と、タイ王国チュラロンコーン大学法学部修士資格を併せもつ専門家のブログ。
タイへ進出して、うまくいく場合は良いですが、うまくいかなくなって、撤退をしなければならない場合もあります。 あまり考えたくはないですが、撤退する時のことも考えておかなければ、最後の最後で、大きな損失を出したり、長期の紛争 …
ビザに関連しまして、2014年8月12日より、タイでは、外国人が目的に合ったビザを取得せず、ビザ免除措置(日本人は観光目的であれば、ビザなしで30日間の滞在が認められています。)を使い、ビザなしで繰り返し入国することによ …
外国人がタイ国内で就業しようとする場合、就業目的の入国滞在の為のいわゆる就労ビザと、実際の就労の為のワークパーミットの二つを取得する必要があります。ビザは、大使館及び入国管理局の管轄であり、ワークパーミットは労働局の管轄 …
日本からタイに進出する際、会社設立の次に経営者の頭を悩ます問題として雇用の問題があります。 日本人の取締役・従業員の為に、会社が就労ビザ・ワークパーミットを取得しようとしますと、タイ国籍のLimited Companyを …
タイでは近年、BTSなどの交通網の整備に伴い、バンコク近郊ではコンドミニアムの建設が続いており、経済成長を背景に、これらのコンドミニアムへの投資も盛んに行われているようです。 私のタイ人の友人なども、盛んに投資用のコンド …
適用法と同様に、紛争が生じた場合、その最終的な解決方法として、紛争解決機関をどこにするかについて、契約書上で予め合意している例も多くみられます。 それでは、契約によって、紛争解決機関を合意する場合は、どの様に決定すべきで …
合弁契約などの契約書を作成する際に、一番最後のあたりに、適用法に関する条項が設けられることがよく見られます。 契約書に、適用法に関する条項がないと、相手方が契約書で約束をした内容を遵守しないなどの契約不履行があって、契約 …
日本人によるタイでの代理出産を利用した行為が話題になっています。 そこで、遅ればせながら、タイでの代理出産についての法規制が、どうなっているかについて簡単に調べてみました。 タイでは、医師によって構成される評議会の認めた …
少し法律の話から離れますが、タイは、女性の社会進出が突出して進んでいる国の1つだと思います。あまりにも進み過ぎていて、女性の社会進出という概念自体がないくらいです。 タイ人の女性は勉強熱心で、私が通っていたチュラローンコ …
タイで契約書を作成する場合、契約書の言語はどの国の言葉を使うべきでしょうか。 よく「タイで作る契約書はタイ語でないと効力がないと聞きましたが本当でしょうか。」と聞かれることがあります。 そんなことはありません。 契約書の …