一時帰国

Selamat sore!

皆様、こんにちは。

インドネシア留学のブログとしてこれまで記載しておりましたが、コロナウィルスの影響のため、私も止むを得ず一時帰国することになってしまいました。

まだまだインドネシア国内で学びたい事、行きたい所も数多くあった中での帰国となり非常に残念ではありますが、再び訪問できる日を期待して今は日本でできることにフォーカスしたいと思います。

しかしながら、帰国後もインドネシア大学への留学自体は現在も継続中です。というのも、私が現在所属するインドネシア大学を含む多くのインドネシアの大学はオンライン講義に切り替わりましたので、日本にいながらにして講義を受講することが可能なのです。したがいまして、本ブログもこのままインドネシア留学ブログとして引き続きレポートしていきたいと思います。

このような柔軟さがインドネシアの最大の長所だと私は思います。今回のような事態になった際、今まで全く行っていなかったオンライン講義の方法に切り替え、細かいことは走りながら考えるという柔軟性は、全てをしっかり決めてからじゃないと物事を始めない日本にはない感覚だと思います。ただし、この柔軟性は、逆にいうと、事態がコロコロ変更することを意味するのですが。。。

オンライン講義はもちろん外出しなくていいので楽ではあるのですが、留学生にとっては時差の問題が生じます。幸い、日本はジャカルタから2時間の時差しかないので問題ないのですが、ヨーロッパからの留学生は大変そうです。なにせ、ジャカルタが朝8時のときヨーロッパは深夜3時頃なのです。。。試験もオンラインでジャカルタ時間を基準に行われるため、彼らは明け方に試験を受験するという事態が発生しているようでした。

このような感じで、インドネシアもコロナウィルスと戦いつつ順応しているところです。

大学以外でのインドネシアのコロナウィルスに関する状況については、次回お届けしたいと思います。

それではまた次回!

コロナウィルス インドネシアの状況について

selamat malam!

 

タイトルの通り、コロナウィルスの状況についてお伝えします。

本日、3月2日現在、インドネシアにおいて初めて新型コロナウィルスの感染者が2名発生しました。それも、ジャカルタではなく、私の住む町デポック(ジャカルタの隣で、日本でいうと埼玉的な場所です。)で発生したのです。

現地報道によると、私が通うインドネシア大学から5kmほど離れた民家で2名が感染した模様で、しかもこの2名は、日本人が同人宅を訪れた際に感染したものとみられています(日本人がマレーシアで陽性反応が出たため、同人の経路調査を行ったところ、インドネシアの訪問地での感染が発覚したという経緯のようです。)

日本大使館からの発表では、先月下旬には発熱が認められた日本人含む外国人の入国が空港で拒否されたこともあるため、今回の件でさらに入国管理が厳格化する可能性も否めません。

なお、3月2日現在の日本大使館情報では、2月28日付で新たに法務人権大臣令が発令されており、在中国のインドネシア公館において訪問査証および一次在留査証を申請する外国人には、中国の保健当局が発行する新型コロナウィルス非感染証明書(英文)の提出等の条件(条件は複数ございますので必ず大使館情報を直接ご確認ください)を満たせば、当該査証を付与するとしているとしています。ただし、インドネシア入国日以前の14日間に中国に滞在・訪問した外国人への査証免除措置および入国時一次在留査証の発給については、引き続き一時的に停止中です。

 

日本をはじめ、様々な箇所に深刻な影響を及ぼしつつありますが、一刻も早く事態が収束することを願ってやみません。

これからインドネシアにお越しになられる方、特に中国経由でいらっしゃる方は必ず大使館の入国管理情報を事前にご確認ください。

 

それではまた次回!