2024年大統領選挙投票日

皆さん、こんにちは Salam Sejahtera

 

本日、インドネシアでは、2024~2029年期の大統領選挙の投票日です。サバン(アチェ)からマラウケ(パプア)までの国民の投票権を通じて、どちらの候補がインドネシア共和国を代表・指導するかを決める重要な日です。

朝から、様々な情報放送機関が候補者方々のご自宅に訪れ、各候補者が投票権を行使する前のご様子を映し出しています。

(出典画像:CNN INDONESIAMETRO TV

上記画像は、公選前の朝のご様子で、副大統領の候補1番号 “アブドゥル・ムハイミン・イスカンダル”のご家族と朝食時と投票所へ向かう前に祈りを捧げていました。

(出典画像:CNN INDONESIA)

大統領候補1番号”アニス・ラシード・バスウェダン”とのインタビューで、すべての意志は神のものであり、もし我々が指導者として神が許されるであれば、我々をより強くインドネシア国民から与えられた任務と信託を果たすと述べました。

(出典画像:CNN INDONESIA)

大統領候補3番号”ガンジャル・プラノウォ”とのインタビューで、彼の準備は万全で、笑顔と清らかな心で包まれており、事がスムーズに進むようにと述べました。

 

投票日において、候補者の方々は既に忙しくしていますが、忙しさはインドネシア全地域に行われる投票所にも当てはまります。

(出典画像:METROTV)

数日にわたる準備がインドネシアの全地域に民主主義と国民主権の形として行われています。勿論、インドネシア国内だけでなく、海外に滞在中のインドネシア国民にも投票権を行使することが出来ます。

私の様にインドネシア国民も例外ではなく、現地よりも早く行われて、2月11日の日曜日に東京都目黒区にあるインドネシア学校で投票権を行使いたしました。

そして、下記画像が投票権を行使したとの証で、指(普段は小指)を黒インクで染めます。

(出典画像:METRO TVKOMPAS TV

 

大統領選挙は、常に様々な論争や紛争を引き起こす大イベントです。私は最善のインドネシアを願い、投票権を行使することによって、より良いインドネシアを希望しております。

Bhinneka Tunggal Ika Indonesia !

インドネシア共和国最高裁判所に働いている人物のインタビュー 最終回

皆さん、こんにちは

 

こちらはイサムです。

先日は12月3日に日本語能力試験あるいはJapanese-Language Proficiency Test(JLPT)を受けました。試験は順調に進んでいたと思いますが、数ヶ所に間違えているところに気付き、「あぁ...しくじりましたね、最悪や...」と頭を抱えました。

さておき、本題に参りましょう。今回はディアンさんのインタビュー内容の最終回をご提供します。

 

ディアンさんは、最高裁判所で働いた中、何度か日本に同行する職務に就いたことがあり、インドネシアの裁判官たちを現地の裁判視察や休暇のこだわりでした。もちろん、ご家族との日本旅行された事もあり、今年の11月中旬に日本巡りされたばかりでした。それを含めていくと、ディアンさんが日本訪問された回数は9回になります。

職務上の印象はもちろんですが、ディアンさんは日本人の礼儀にも感銘を受けています。日本人は非常に親切と述べているのですが、なぜそう思うのでしょうか?。

ディアンさんが来日さてた9回にもかかわらず、時折迷子になられることがあります。その時に、ディアンさんにとっては日本人に助けを求めるのがとっても簡単(ディアンさんが上手く日本語を話せないにもかかわらず)だと思っており、英語が得意ではない日本人でも、ディアンさんを目的地に到着するまで手助けをくれました。

当時(4月2016年)金沢
当時(3月2017年)上野

ディアンさんも日本が非常に清潔な国だと印象を持たれ、公ゴミ箱が置いてないほど清潔だと感銘を受けています(毎日、ゴミを袋またはポケット・バッグにしまって、宿屋に戻るまで持ち歩きます)。その上、ハラールラベルの付いたお店は難しいが、日本の食べ物は美味しい。日本の交通は高価ですが、快適・時間通りで効率的です。

9回も来日されたと、それなりに多いですね。インドネシアの人々にとっては、日本は観光客に優しい・きれい・安全な国で、規律がある国として知られており、日本が海外旅行の目的地になった理由です。ディアンさんはまだ登る機会はないが、定期的に富士山に訪ねていき、日本の最も高い山の景色を堪能します。

当時(4月2016年)富士山絶景 静岡
当時(4月2016年)ガーラ湯沢 新潟
当時(4月2016年)ザ・タワー・ホテル 名古屋
当時(4月2016年)科学館 名古屋
当時(4月2016年)広島
当時(4月2016年)嚴島神社 広島

ディアンさんは、日本の白川郷を旅行先の目的地の一つにしており、今までは3回も行かれました。ディアンさんは、日本でのお気に入りの季節は秋と冬であると語っていました。それらの季節では既に空気が冷たくなっているものの、ディアンさんはインドネシアではない現象で、赤・黄色に変わる葉っぱや、雪の景色が好きだと述べました。

当時(3月2017)白川郷 岐阜
当時(11月2023年)白川郷 岐阜
当時(3月2017年)西湖癒しの里 根場
当時(11月2023年)西湖癒しの里 根場、赤葉
当時(11月2023年)飛騨国分寺 岐阜、黄色葉

以上のインタビュー内容では、ディアンさんはかなり日本を高評価されているようですね、実にありがたいお話しです。

皆さん、いかがでしょうか?、ディアンさんのような方が日本に対して関心を持たれて、日本の代表団・団体にも貢献した方です。ディアンさんだけでなく、多くのインドネシア人は日本に憧れているので、インドネシア人を雇うあるいは採用するのも両国の良好関係になるかもしれませんね。

 

では、ディアンさんについての記事はこれで閉まって頂きたいと思います。

改めてディアンさんに感謝申し上げます。

 

また次回!

bahasa Indonesia/インドネシア語

インドネシア共和国最高裁判所に働いている人物のインタビュー その3

皆さん、こんにちは

 

今回も私(イサム)です。

12月に突入し、どんどん寒くなりましたね。秋が終わり、冬が参り、寒がりになってしまう私です。前の日本留学に最後の冬に暮らした思い出は、スキーの初体験を実感し、その後全身が筋肉痛になった思い出でした。

冬は私を味方にしてくれないようです。

 

では、前回のディアンさんのインタビュー内容を続けたいと思います。

ディアンさんが日本や他国の代表団・団体を案内する職務になったきっかけは何ですか?。ディアンさんの説明によりますと、ディアンさんの上司は外交活動に密接に関与しており、その中には日本代表団と関連する活動も含まれています。ディアンさんも国際関係学士号と法学修士号を取得しており、英語以外の一環として日本語を学んでいました。

 

当日(2012年9月27日)

ゲスト:日本最高裁判所判事大谷剛彦氏

上告対応、裁判官の最高裁判事の選定、合議体の形成と事件の割り当ての方法などをテーマに最高裁判所訪問

当日(2017年9月8日)

ゲスト:法務大臣上川陽子氏

インドネシア最高裁判所訪問の見学案内役

当日(2023年5月5日)

ゲスト:自民党メンバー宮崎政久氏

日本インドネシア協力関係の65年記念に最高裁判所訪問

ディアンさんがJICA(国際協力機構)、日本法務省、そしてJILA(日本インドネシア法律家協会)の代表団を16年間にわたって案内してこられた経験から得られた印象は、個人の成長の機会であり、コネクションの拡大、知識と洞察の充実、言語の向上、そしてインドネシア全土の各地方の地方裁判所に訪れながら、日本代表団にインドネシアの文化を紹介する機会が出来ました。

ディアンさんも、各地の地方裁判所に訪れる度に、仕事が異なる特徴を持っていることを気づき、主に各地域が個々の方法で人を尊重、歓待、おもてなし、敬意を表す方法等が異なるということに焦点されます。様々な地域に訪れる中で、全てが順調で限らず、あらゆる挑戦に直面することはあります。

2023年まで、ディアンさんは常にインドネシア訪問の日本の団体を案内する職務を就いており、インドネシア・日本の関係の持続に多くの助力を提供しておられます。貢献の成果に、JILA(日本インドネシア法律家協会)にメンバーの一員と見なされています。

 

以上、ディアンさんが語る仕事のインタビューでした。次回は、ディアンさんが日本に対する印象をご提供します。

では、また次回!

BAHASA indonesia/インドネシア語

インドネシア共和国最高裁判所に働いている人物のインタビュー その2

皆さん、こんにちは!

 

私(イサム)が再び現れました。

寒い中、お風呂が心地良いと思いませんか?

私はほぼ毎日、お風呂に入りながら漫画を読んでいましたよ。気持ちよくて、30分間風呂に過ごしてしまいました。

 

では、今回の記事は、ディアンさんのインタビュー内容の続きを提供しようと思います。

 

前回はディアンさんは非公務職員(現地では「Honorer/PPNPN」と知られている)と伝えましたね。「非公務職員」とは何かを説明します。

人材育成担当官・Pejabat Pembina Kepegawaian(現地では「PPK」と知られている)若しくは他の政府役員によって採用され、政府の機関で特定職務を遂行し、所得が国家予算・Anggaran Pendapatan dan Belanja Negara(現地では「APBN」と知られている)または地方予算・Anggaran Pendapatan dan Belanja Daerah (現地では「APBD」と知られている)の負担とする人材です。(政令2012年第56号)

 

一方、正式な公務員は特定要件を満たしたインドネシア国民であり、雇用契約に基づいて特定期間に公務を遂行するために採用された人材です。(政令2018年第49号第1条第4項)

 

国家公務員法律2014年5号に基づき、国家公務員(現地では「ASN」と知られ、Aparatur Sipil Negaraの略称である)は次に含みます:

  1. Pegawai Negeri Sipil(PNS)あるいは公務員
  2. Pegawai Pemerintah dengan PerjanjianKerja(PPPK)あるいは雇用契約公務職員

 

ディアンさんは16年間も非公務職員として働いているのですが、どうなるのでしょうか?

2018年11月28日に公布された、雇用契約公務職員管理政令2018年第49号にさだめられ、2023年11月28日以降は政府機関においてもはや非公務職員は存在しなくなる対策です。

採用された非公務職員は即座に解雇されるわけでなく、採用の状況に応じて行われ、収入は州最低賃金・Upah Minimum Provinsi (現地では「UMP」と知られている)または市最低賃金・Upah Minimum Kabupaten/Kota (現地では「UMK」と知られている)に基づきます。

これはまた、大規模な解雇を避けるためであり、インドネシア政府機関内では約230万人の職員がまだ非公務ステータスで働いているからです。

 

しかし、2023年9月25日のPanjaミーティングにおける国家公務員法案の原案から引用すると、非公務職員の課題は同法案の第67条に規定されています。条文が非国家公務員またはその他の名称は2024年12月に解決期間とし、それ以降は政府機関、人材教育担当官、または政府役員が非公務職員を採用・任命することは許されないと定まれました。

 

以上は今回のインタビュー内容でした。インタビューよりも非公務職員の情報になりましたが、次回はディアンさんの経歴にご提供します。

 

では、また次回。

BAHASA INDONESIA/インドネシア語

インドネシア共和国最高裁判所に働いている人物のインタビュー その1

皆さん、こんにちは。

 

イサムでございます。

秋のお暮しはいかがでしょうか?

日々が去り続けて、毎日が寒くなってきました。 毎日において、エアコンを暖房設定しなければならず、電気代が成り上がるばかりですよね。春までに暖かく過ごすためには、秋冬の暮しに大金がかかる覚悟をしなければならないですね。

 

東南系には、このような四季の変化に適応するには時間が必要で、最初の支出も僅かなものではない。

 

以上は冒頭なご挨拶でした。

 

さて、今回は、長らく外国のゲストを案内されてきた経験豊富な人物のインタビューをお届けしようと思います。特に、インドネシア訪問された日本のゲストに焦点を当てます。

 

こちらの方はディアン(Dian)さんです。よろしくお願いします!

ディアンさんは、長い間、インドネシア最高裁判所との法律関連協力を目的としたため、インドネシアへ訪れる外国のゲストを案内しておられます。

 

2007年以来、ディアンさんはインドネシア共和国最高裁判所(以下は「MA」という)の名のもとに、独立行政法人日本国際協力機構(英文名称Japan International Cooperation Agency (JICA))のプロジェクトに起源に、MAとの連携で和解・調停を課題として、本プロジェクトが2009年あるいは2年間に続き、「和解・調停」最高裁判所規則2008年1号が生まれました。

 

2009年のプロジェクトが終え、ディアンさんは国際協力部日本法務省(英文名称International Cooperation Department-Ministry of Justice Japan(ICD‐MOJ))によって引き継がれた活動を支援し、毎年インドネシアの裁判官を日本に招待される、2015年まで続いていたプロジェクトでした。2016年にJICAのプロジェクトが再び導入され、テーマは知的財産権に関するものであって、現在も継続されています。

 

それにもかかわらず、16年間で最高裁判所に働いたディアンさんのステータスは非公務職員です。2010年から現在までの期間に、非公務職員としての任命を受けておられます。

私自身が、ディアンさんが長期間働いていても、非公務職員であることを驚いています。

 

以上、今回のディアンさんのインタビューです。次の内容はまたご提供します!

では、また次回。

Bahasa ID/インドネシア語

エンデミックについて

こんにちは、皆さん

 

いかがお過ごしでしょうか?

私は一ヶ月の間は何となく対応出来ましたが、日本の気候に順応することがまだできないようで、苦労しています。。。

日本に来る前に、順調に準備ができたかと思いきや、胃が痛くなったり、空気が冷たく感じられたり、食べ物が限られたりと辛いことがありました。日本の暮らしに慣れるのも時間がかかりそうですね。。。

 

さて、今回はインドネシアの情報をお知らせしたいと思います。

インドネシアにおけるコロナ禍はエンデミックに入ることを政府が決定しました。

エンデミックとは、ある感染症が、一定の地域に一定の罹患率で、または一定の季節で日常的に繰り返し発生することや、感染性病原体が恒常的に存在していることを指しています。

言葉にするとわかりにくいですが、世界的規模で感染拡大するパンデミックよりは少し落ち着いた状態を示すものと思われます。

この決定は、世界保健機関(WHO)によるコロナ禍の国際的な公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)の解除と合わせて行われたことに対し、国内の日々のコロナ禍確認された症例数がほぼゼロに近づいていることを考慮し、6月21日にジョコウィ大統領(Joko Widodo)が発表しました。この決定により、様々な制限・規則から解放されますね。

出典:https://setkab.go.id/pemerintah-resmi-cabut-status-pandemi-covid-19/

ワクチン接種は通常の伝染病・感染症などへの医療サービスに移され、お金がない人は国民健康保険(BPJS Kesehatan)が適用されますし、ワクチン接種証明も今後は必須ではありません。

インドネシアにいる方々がより安心な生活を送り、多くの外国の方々にインドネシアを訪れてもらえたらと願っております。

 

では、また次回!

新しくインドネシアの研修生を迎えました!

皆様、こんにちは!

 

月日が経つのが早いと毎回書いている気がいたしますが、今年もあっという間に半分が終わろうとしております。。。。

さて、今回は重要なお知らせがございます。

この度、弊所におきまして、インドネシアから研修生のイサムさんをお迎えすることとなりました。

それではイサムさん、早速自己紹介をお願いいたします!

 

私はイサム・ファタ・リドと申します。

この度、西澤綜合法律事務所に1年間勤務することとなりましたので自己紹介させていただきます。

私は、2022年にインドネシアのパンチャシラ大学法学部を卒業しました。

大学では、商法と民事法を専攻し、会社法、知的財産法、労働法、破産及び民事再生法、消費者保護法などの法律を多岐にわたって学んで参りました。

また、2017年8月から2018年9月まで1年間日本語を学びました。日本語能力試験(JLPT)2級まで合格しており、現在は最高位である1級の取得を目標に更なる勉学に励んでおります。

本ブログでは、私がこれまで学んだインドネシアの法律や日本語を駆使して、これからインドネシアの法制度についていろいろ発信していきたいと思いますので、興味がある方は是非ご覧ください。

将来、インドネシアの弁護士として日本企業をサポートするために、まずは西澤綜合法律事務所で経験と知識を積み重ねたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

Perkenalkan saya Isamu Fattah Ridho. 

Pada kesempatan ini, saya akan berkerja di Kantor Hukum Nishizawa Sogo selama 1 tahun dan ingin memperkenalkan diri.

Saya merupakan lulusan Sarjana dari Universita Pancasila Fakultas Hukum di Indonesia pada tahun 2022. Di Universitas, saya mempelajari Hukum Perdata Ekonomi,  Hukum Perusahaan, Hak Kekayaan Intelektual, Kepailitan dan PKPU, Perlindungan Konsumen dan lainnya. 

Saya juga mempelajari Bahasa Jepang untuk kurun waktu 1 (satu) tahun sejak Agustus 2017 hingga September 2018. Saya sudah lulus Japanese Language Proficiency Test (JLPT) Level 2. Saat ini, saya sedang belajar lebih lanjut untuk memperoleh level tertinggi JLPT Level 1.

Di blog ini, saya ingin menggunakan pengetahuan Hukum Indonesia dan bahasa Jepang yang telah saya pelajari selama ini, dan menyapaikan informasi seputar Sistem Hukum Indonesia. Jika anda tertarik, silahkan berkunjung ke blog ini.

Saya berharap untuk membangun pengalaman dan pengetahun di Kantor Hukum Nishizawa Sogo sebagai Langkah awal dalam mendukung perusahan-perusahaan Jepang sebagai seorang pengacara di Indonesia di masa depan. Sekian singkat perkenalan, saya ucapkan terima kasih.

イサムさん、ありがとうございました!

弊所はこれからもインドネシア業務に注力して参りますが、その一環として、イサムさんには、インドネシアの様々な法律・司法のお話をこちらのブログで紹介してもらう予定でございますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

それではまた次回!

インドネシア大学 卒業式

selamat sore!
 
ご無沙汰しております。
 
バタバタと仕事していただけなのに、あっと言う間にもう11月ですね。。。
 
新型コロナウィルス感染症のためにやむなくインドネシアを出国した時から、はや1年半も経ってしまいました。
 
そんなインドネシアも、10月後半に入ってからは一日の新規感染者数が1000人を切るなど、日本と同様に状況は落ち着いてきているようです。もうそろそろインドネシアに隔離期間なしで行けるのでしょうかね。
 
今回は、私が留学していた際の友人たちが卒業式の様子を少しご紹介したいと思います。
 
 
 
インドネシアの大学も欧米と同じく9月スタートですので、卒業式もその頃にあります。
 
私がインドネシアに住んでいた時には、8月27日に行われていました。

「イベントは派手に」がモットーだと思われるインドネシアの方々。普段であれば、このような感じで、ピックアップトラックの上で音楽をガンガンに鳴らしながら凱旋するようです。彼らの在学時の勉強量は、私の大学時代とは比べ物にならないくらいでしたので、振る舞いとしてどうかとは思いますが、気持ちとしては頷けます。
残念ながら、今年の8月終わりはまだコロナの影響もあり、オンラインでの卒業式となりました。

ただ、一部は大学で静かに記念写真を撮りにいったようです。女性陣は気合が入ってますね。

年齢も違う中で、今年卒業した子たちには本当にお世話になりました。
Selamat untuk semuanya atas kelulusannya!

インドネシア入国時のコロナ対応

Selamat malam!


今回は、インドネシアに入国する際の、新型コロナウイルスの対応につきまして、在インドネシア大使館H Pの一般的な情報をベースに、私の友人の体験談も踏まえてご紹介したいと思います。

なお、以下の内容は、あくまでも現時点における対応でございますので、今後の動向につきましては必ずご自身で都度、日本在インドネシア大使館のH P等をご確認ください。

 

①日本出国前

まず、インドネシアの入国前に日本でPCR検査を受けることが必要です。

アメリカから最近帰国した友人も受けたと言っていましたし、最近のコロナ禍ではスタンダードな対応かと思います。

フライトの72時間以内に検査を受ける必要があり、英語での陰性証明書を取得する必要があります。

私がコロナ以前にビザを取得した際も、英語の健康診断書が要求されましたが、この英語での証明書というのが意外とネックですよね。

インドネシアの検疫では、「健康証明書」が求められ、決まった書式はないようですが、P C Rが陰性というだけでなく、航空機搭乗に適しており、発熱、咳、のどの痛み、くしゃみ、呼吸困難などの呼吸器感染症の症状がないことも記載してもらう必要があるようです。

こうした柔軟な記載は、クリニックによっては対応していない場合もあるので、海外渡航用の英文陰性証明書の発行ができるかどうか、記載内容を設定できるかどうかを確認した上で検査を受けられることをお勧めします。

 

②インドネシア入国時

ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港では、到着後にも、

・体温測定

・出発時刻前72時間のPCR陰性証明書&健康証明書の提示

・e-HAC(電子健康状態申告書)への入力・内容確認

・健康チェック

があるようです。

 

その上で、さらに、空港から政府指定のホテルへ移動します。

ホテルは随時更新されるリストの中から一応選択できるようですが、現在の外国人向けホテルリストは4つ星〜5つ星のホテルでした。自腹での滞在になる一方で、5日間はその中でずっと過ごす羽目になるので、ここでの選択はかなり重要かもしれません。

 

③ホテル以降

ホテルに到着後、追加でPCR検査が行われ、5日間の自主隔離生活に入ります。

 

インドネシアでは、日常の食事でも日本よりもGojekやGrabのデリバリーサービスが普及していましたが、隔離期間中のホテルでは利用できないようです。このため、3食を完全にホテルに依存することになります。万一滞在したホテルのご飯が美味しくなかったらと思うと、ゾッとします。

 

特に、ホテル隔離中の体温測定等はないようで、5日間のホテル自主隔離の後、再びPCR検査を受けて陰性であれば、入国後14日が経過するまで自宅隔離へと移行します。

なお、インドネシアで受けるいずれのPCR検査費用も自己負担で、さらに陽性だった場合も自費での病院治療となるようです。

いかがでしたでしょうか。

日本もそうですが、インドネシアもコロナ対策は日々変わってしまう可能性がありますので十分な注意が必要です。

そもそも、インドネシアでは、現在、外国人の入国が一時停止とされており、新規ビザの発給も行われておりません。この措置は、現時点では2月8日迄とされていますが、再度の延長もありえるかと思います。

 

それではまた次回!

VISA(ビザ)取得手続

今日はインドネシア大学留学にあたってのビザ取得手続について書いていこうと思います。

取得の流れは大まかに次の2つに分けられます。

1 telex VISA (VTTともいいます。)申請手続

2 VISA申請手続

 

まず、上記のうち1の方から説明していきます。

私は今回初めてビザの申請を行うので知らなかったのですが、一時滞在ビザの申請には大学や会社からの受入通知等だけではダメで、まずビザ発給許可証(telex VISA)を、大学側の手続により日本にあるインドネシア大使館に送ってもらう必要があります。

しかし、この前座とも言うべき手続がかなりの曲者でした。。。

まず、大学側から「telex VISAの手続には4~6週間かかるので急いで手続をしてほしい」と言われて申請フォームが送られてきたのが入国予定日の約2ヶ月前。

それだけなら急いでフォームを書いて送ればいいのですが、併せて「 telex visa fee としてRp 200.000を急いで送ってほしい」と言われました。

20万というと、日本の通貨感覚からいえば高額に思えるのですが、ルピアの2019年7月現在のレートからざっくりいうと、1000で割って8をかけたくらいが円での換算相場です。

つまり、20万ルピアは、円換算では1600円なのです。。。彼らは1600円を送金するのに、日本の銀行でいくらかかるか知っているのでしょうか。。。私はBNIというインドネシアの銀行の東京支店から振込みましたが、窓口の方から何度も「本当に送るのか。送料の方が高くなるぞ。」と言われました。

最終的に、telex visa feeの支払いから約1ヶ月が経った頃にようやくtelex VISAがpdfで送られてきました。

 

この時点で既に出国予定日まで残り3週間というところでしたので、急いで本丸の2.ビザ取得申請を行います。

必要書類は在日本インドネシア共和国大使館(KBRI)のHP(https://kbritokyo.jp/visa/#link09)に詳しく載っていましたので、ここでの説明は割愛しますが、新たに作成が必要な履歴書や申請書、英文推薦状等のフォーマット・見本もHPに記載があるのでそれらを参考にしつつ準備をします。

大学がきちんと必要書類をまとめて送ってくれていたこともあり、特に書類不備を指摘されることもなく、申請から3日後にビザの準備がされていました(担当の方には、「曜日はいつでもいいけど、受領手続開始時刻の14時に来た方がいい」といわれました。理由は後で述べます。)。

思いのほかあっけなかったビザ申請手続でしたが、ネックといえば、

①インドネシア大使館(東京)が目黒駅と五反田駅のちょうど間くらいにあり、絶妙に行きにくい場所にあること

②受付時間が、申請は午前中の2時間、ビザ受領は午後の2時間しか認められていないこと、

③そして、前に一人しかいないからすぐ回ってくるかと思いきや、実は旅行代理店の方で、手元にパスポートを10冊以上持っていたこと(これが14時に来た方がいい理由でした。もっとも、14時前に行っても、既に閉ざされたドアの前に行列ができていましたが。)

くらいでしょうか。

ただ、私は幸いにも東京在住でしたのでそれほどネックには感じませんでしたが、この手続を行えるのは東京か大阪だけですので、申請時と受領時の2回は必ず行かなければならないことを考えると、遠方の方々は代理店に頼らざるをえないのかもしれません。

手続を自分でやってみるまでは大使館でのVISA手続に時間がかかるものとばかり思ってましたが、むしろtelex VISAに時間がかかるので、銀行の送金手数料に躊躇うことなく早めに申請手続は行われることをお勧めします。

 

※おまけ

申請書の修正は、がっつり修正テープで行ってました(し、そのように行うよう貼り紙にも書いてました)。この辺りのラフさもインドネシアならではというところでしょうか。

 

※上記内容は2019年7月26日時点の情報でございます。

その後に変更される場合もございますので、手続時には必ずご自身でご確認ください。