皆さん、こんにちは。Salam Sejahtera
2024年7月11日~16日に、私は西澤弁護士と神尾弁護士と共にインドネシアの東ジャワ州バニュワンギ地区を訪問しました。
(東ジャワ州地図)
インドネシア訪問はコーカサスオオカブト(学名:Chalcosoma chiroまたはChalcosoma Caucasus)を探すことを目的としています。
(出典:Yahoo!Japan きっず)
”えっ?インドネシアにただのコーカサスオオカブトを探しに行ったですって?”と疑問に思ってしまうでしょう。
きっかけは、西澤弁護士が幼い頃に憧れていたことです。昆虫関連の本を読んだり、コーカサスオオカブトの絵を見たりして、それに感動していたからです。
コーカサスオオカブトは東南アジアで最大のカブトムシであり、マレーシアとインドネシアの広範な熱帯雨林に生息しています。
バニュワンギに行く理由は、ツアーガイドの話によると、東ジャワ地域でコーカサスオオカブトが見つかるからです。彼は今回のインセクトツアーでコーカサスオオカブトを見つけることを保証していました。
今回の旅行は、コーカサスオオカブトを自然の生息地で見て堪能するためだけの訪問です。もちろん、インドネシアをより知る旅でもあります。
7月11日に私たちは羽田からジャカルタへ出発し、ジャカルタに到着後、ジョコ弁護士の事務所を訪ねました。そして、一緒に夕食をKembang Goelaレストランで食べました。レストランは高級な雰囲気の中で、色んなインドネシア名物料理を提供する専門店です。
(Kembang Goela レストランのインテリア)
翌日の7月12日にバニュワンギへの旅を続けるため、私たちは午前8時に空港に向かいました。午前9時9分に空港に到着しましたが、予約していたバニュワンギ行きのBatik Air便が航空会社によってキャンセルされ、私たちのフライトはSuper Air Jetに変更されました。しかもその便はすでに午前8時25分に出発してしまっていました。要するに、私たちは飛行機に乗り遅れました。
変更に関するメール通知および電話メッセージは全く届いていませんでした。カスタマーサービスに尋ねるまで、私たちは変更について知りませんでした。
その出来事により、私たちはルート変更を余儀なくされ、途中のスラバヤまで飛行機で行き、そこからバニュワンギまでは車で目指すことにしました。
午前11時45分発のCitilink便で私たちはジャカルタからスラバヤへ出発しました。乗客が多く、機内のエアコンをつけていても、かなり暑くて息苦しかったです。神様、私たちに報いを!
午後1時25分にスラバヤ空港に到着し、スラバヤからバニュワンギにあるMinak Jinggoホテルまで送迎サービス(車)で移動しました。高速道路を利用しても、ホテルに到着には約6時間かかる長い旅と運転手さんが言ってました。
車で高速道路に突入
(当時時刻:午後2時41分)
(スラバヤ空港→東プロボリンゴ出入口)
空港を出てからすぐに高速道路に入り、高速道路の移動は約1時間30分ほどで、東プロボリンゴの出口まで到着しました。(当時時刻:午後3時43分)
高速道路出口からは一般道でホテルに向かいました。道中はかなり長く、物流トラックや大型車両が多く走っていました。ホテルまでの移動時間は約4時間30分かかると運転手さんが予測しました。
(東プロボリンゴ出入口→Minak Jinggoホテル)
Googleマップに表示される時間ですが、一時休憩や渋滞などが含まれてない車移動時間です。
東ジャワの交通の雰囲気は、道が狭いものの、以前に比べてよりよくなっています。
「ルマジャン県にようこそ」の境界地に入着
(当時時刻:午後3時57分)
ルマジャン県とジェンベル県の境界での交通とボンドユド川の景色の雰囲気
(当時時刻:午後4時48分)
「ジェンベル県にようこそ」の境界地に入着
(当時時刻:午後5時)
ジェンベル県の夜の雰囲気
(当時時刻:午後6時59分)
ジェンベル県とバニュワンギ県のグミティル山に入りました。(当時時刻:午後7時26分)
(当時時刻:午後7時37分)
グミティル山の道路は山道であり、道の急勾配と夜間の照明不足が原因で、事故発生率が極めて高いです。そのため、懐中電灯を持った住民が道路の隅に見られ、彼らは照明や事故防止などの交通安全を支援しています。この行為は単なる善意から行われており、社会に貢献できるようなことをしたまでだそうです。
時刻時間午後8時6分、やっとMinak Jinggoホテルに到着しました。
スラバヤ空港からホテルまでの所要時間を(午後2時41分からの計算)計算すると、高速道路と東ジャワ一般道を通って5時間24分でした。
当初の予定では、ジャカルタ空港からホテルまで午後2時頃に到着するはずが、午後8時になってしまいましたね。今回の旅で、予想外の出来事がいつでも起こりうることを痛感しました。
ホテルにチェックインし、荷物を部屋に置いて晩御飯を食べた後、ツアーガイドさんが迎えに来ました。彼は、私たちがホテルに到着する前に、昆虫トラップを森の中に設置してくれていました。
設置した昆虫トラップ
昆虫トラップは、産業林と保護林の境界に設置されているため、ホテルから森の境界線までの移動は約1時間かかります。
産業林と保護林の境界へ向かう
昆虫トラップの場所に到着した瞬間の私たちの反応は、以下のビデオをご覧ください。
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早朝からとてもハードな一日になり疲れましたが、コーカサスオオカブトを直接捕まえて見ることができました。
ツアーガイドが準備した昆虫トラップは、白い布とスポットライトを使って昆虫を引き寄せるものです。コーカサスオオカブトは夜行性の生き物であり、ライトの光と白い布の明るい色によってトラップに引き寄せられます。
トラップにかかった昆虫たち
私たちはコーカサスオオカブトを直接見て、触って、さまざまな角度から写真を撮りました。
小型の雄コーカサスオオカブト
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中型の雄コーカサスオオカブト
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雌コーカサスオオカブト
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コーカサスオオカブト祭
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予想外の出来事
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旅行の初めには様々な困難がありましたが、コーカサスオオカブトを見ることができたのは、私たちにとって忘れられない思い出となりました。
おそらく、西澤綜合法律事務所はコーカサスオオカブトを自然の生息地で直接見た唯一の事務所かもしれませんね。
インドネシア旅行の次の話については、後日お伝えします。
また次回 Sampai Jumpa