本日は、インドネシア大学への出願方法について記憶をたどりにご紹介したいと思います。
インドネシア大学は、通称UI(Universitas Indonesia)と呼ばれ、ジャカルタの郊外のDepokというところにあります。
今回、私が参加するStudy Abroad Programは、法学部で英語により行われる授業に参加するというものです。当該プログラムは、半年コースまたは1年コースが選択できますが、私は1年コース(2019/8~2020/6予定)を選択しました。
当該プログラムを8月からスタートしたい場合、今回は4月15日が申込期限でした。
相談も含めて、出願手続は全てメール(inbound <inbound@ui.ac.id>)で行うことができましたので、わざわざジャカルタに行かなくていいという点では楽でしたが、返信がなかなかなくて不安になることも多いです。(最初に入学に必要な資料を教えてくれるよう頼んだメールは何度催促して、ようやく回答をもらえました。その後は、2,3日後には回答をくれるようになります。)
申込みに必要な主だった書類等は次の通りです。提出書類は全てpdfで提出しております。なお、学生の方は、このほかにもご自身が所属する日本の大学にもいくつか書類を作成してもらうことになるようです。
①Application Form
UI側所定の申込書があります。
履歴書に添付する証明写真なのですが、インドネシアでは通常、背景が赤色なので、私も赤色で撮影しました。
赤色で撮影できる場所は限られておりますので、証明写真を撮影するところに事前に相談する必要があります。
②Recommendation for Admission
推薦状が2通(2名分)必要です。UI所定の書式もあるのですが、別に各所作成の書式でも構わないとのことでした。
UI側からもらった資料には、封緘したものを送るように書いてあったのですが、別途質問したところ、pdfで構わないということでした。
③ Certification of Financial Guarantee
保証人に署名をしてもらう必要がございます。
④Certificate of Health
健康診断書を提出する必要があります。
UI所定の簡単なフォームがあるので、それを用いて病院で記入するのですが、これに意外と時間がかかり、私の場合は、予約から診断書をもらうのに1ヶ月くらいかかりました。
⑤Housing Form
留学時の住居を大学経由で探す場合、どのような部屋を希望するか、書面で提出します。
ただし、実際の細かなやりとりは、UIの別担当部署と個別にメールでやりとりをすることになります。
⑥Law and Employment Declaration
UI所定の誓約書です。
⑦大学(院)卒業証明書
大学(とロースクール)で、英語の証明書を発給してもらいます。
私が卒業した直後の頃は、大学に直接行くか、郵送で2週間程度かけて発行してもらっていたのですが、時代は進み、私の出身大学では、なんとパソコンの手続きとコンビニで発行できるようになってました。。。
⑧大学(院)成績証明書
大学(とロースクール)で、英語の成績証明書を発給してもらいます。
上記⑦と同じ手続きで取得できました。
⑨CV
書式はないので、英文履歴書を自分で作成し、添付します。
⑩パスポートコピー
カラーで送付します。
⑪英文残高証明書
こちらも思いのほか時間がかかりました。
大きな支店に行ったのですが、本部で発行するので、結局2週間くらいかかったと思います。
別に残高いくら以上という指定はありませんでしたが、直近で一番残高があったタイミングで行きました(笑)
⑫Purpose of Study
留学目的を500語程度で記載します。
⑬TOEFL成績証明書
TOEFLのiBTかITP PBTのいずれかで、TOEICは不可です。
必要スコアが記載されていなかったので、確認してみたところ、PBTは550点、iBTは80点が必要ということでした。
以上が出願に必要な主な書類です。
出願後、2ヶ月はなんの連絡もなかったので不安がだんだん募っていたのですが、あとで送付されてきた受入通知によると、5月下旬が作成日となっていました。
どうやら、今回は、出願後にレバラン休暇(イスラム教で断食を行うラマダン明けの行事です。)があったため、その影響で回答が遅れていたようです。
宗教や仕事の速さの間隔も含め、私の留学課題と感じました。
※上記内容は2019年4月時点で出願した際の情報でございます。
その後に変更される場合もございますので、出願時にはご自身でご確認ください。