Selamat sore!
最近はコロナのニュースばかりで気が滅入ってしまっていますね。
そういえば、留学していて初めて知ったのですが、うがいって日本の文化で他国ではしないんですね。うがいしていたらドイツ人にびっくりされて逆にびっくりしました。
今回は、だいぶ前の話題で恐縮ですが、去年のクリスマスに訪れたヌサトゥンガラ諸島のコモド国立公園とフローレス島を、2回にわたってご紹介したいと思います。
日本の方にはヌサトゥンガラ諸島と言ってもピンと来ないかと思います。しかし、コモドドラゴンがいるあたりといえば、某バラエティ番組がきっかけでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ヌサトゥンガラとは「南東の島々」という意味だそうで、ジャカルタがあるジャワ島からはかなり東にあります。ジャカルタからみるとバリ島よりもさらに東に位置します。ジャカルタから直行便のあるフローレス島のラブアンバジョ空港でも約2時間半の場所ですね。ジャカルタ直行便は本数が少ないので、日本から訪れる場合はバリ島を経由するのが一般的かもしれません。
今回は世界遺産・コモド国立公園についてご紹介します。
コモド国立公園には、フローレス島のラブアンバジョという町から、船で行くのが一般的かと思います。私もラブアンバジョから船の一泊二日のツアーに参加しました。
朝出発のツアーですが、飛行機で早朝に到着する便はなかったので、前泊しがてら、ラブアンバジョの魚市場にも立ち寄ってきました。
鮮魚もおいてありましたが、どちらかというと干物が多い印象でした。写真は撮り忘れましたが、ホタルイカサイズのイカの一夜干しを買いました。値段も忘れてしまいましたが、一キロ1000円もしない金額だったように思います。このフローレス島はカトリックの町なので、お酒もある程度飲めましたので、ホタルイカ?は道中のおつまみとして美味しくいただきました。
市場から町の中心に歩く海沿いの道には、先ほど売られていた干物を干している姿が散見されます。
周りにゴミとハエがたくさん集まっているのを見ると、買う気が無くなってしまうのでやめた方がいいと思うのですが。。。
先ほどの市場とは別に、夕方になると鮮魚屋台が通りに集まって、賑わっています。お客さんは並んである魚を選び、調理法を指示すればその場で食べることができます。値段は交渉次第ですが、丸々一尾を買わなければいけないので、そんなに安くはないです。小さいもので700円、大きいものだと2000円近かったと思います。
色とりどりの魚が並んでいて、南国の雰囲気満載でした。
私は東京では食べられなさそうなこの魚を選んでみました。
調理後の写真がこちらです。
私は単純に焼いてもらいました。Ikan bakar(焼き魚)と言います。
さて、いよいよ出航です。
ラブアンバジョの町は小さく、全部歩いて回れるくらいのサイズ感ですので、港もすぐ近くでした(ただし、入り口が変なところにあるせいで、大回りしなければなりませんでしたが。)
手前のボートに乗り、写真の奥に止まっている船に乗り移ります。浅瀬のためそんなに大きくない船でも桟橋につけられないんでしょうね。これはインドネシアの他の地域でもよくあります。お年を召した方にはかなり大変です。
乗るのも小さめの船ですが、船中泊ができるようになっており、夜は他のツアー参加者とデッキで団欒できます。
コモド国立公園で一番有名なのはコモド島だと思いますが、コモド国立公園は他にもリンチャ島、パダール島が含まれています。私が訪れた際は、コモド島は潮流の関係で行けないと言われてしまい、リンチャ島に上陸しました。
ちなみにこの国立公園、外国人の入場料が一日4000円近くします。滞在ビザ(KITAS)持っていれば現地価格になるはずなんですが、現地のオペレーションでは、大学から訪問許可の書面を持っていないと値段は下げないの一点張りでした。
また、1グループに2人のガイド兼監視役?の人が木でできた刺股を持ってきてついてきます。ただ、時速約20kmで走るとも言われているコモドドラゴンに本気出された場合、刺股で勝てるのかは甚だ疑問です。
ここでの目玉はなんといっても世界最大の爬虫類・コモドドラゴンです。
流石の大きさと迫力でしたが、訪れたのが昼間ということもあり、暑くて管理棟の下でだらけていたため、全然野生のコモドドラゴンという感じはしませんでした。あと、近づくとガイドの人から怒られますのでご注意ください(怒ってる声にコモドドラゴンが反応して襲ってこないかの方が心配でしたが。)
こちらはコモドドラゴンの巣です。
コモドドラゴンは、1個体が30個ほどの卵を産むそうですが、成体まで生き残ることができるのは20%程度だそうです。残りの80%は他のオオトカゲに食べられたり、成体のコモドドラゴンが赤ちゃんを食べてしまうそうです。。。
このコモド国立公園ツアーでは、コモドドラゴンのいる場所にも、他の島やビーチを訪れることができます。海がとても綺麗な地方で、併せて楽しめますのでオススメです。
次回は、フローレス島の自然・文化についてご紹介したいと思います。
それではまた次回!