皆さん、こんにちは。 Salam Sejahtera
インドネシア情勢について共有したいとおまいます。
2024年10月20日、インドネシア共和国国民協議会(MPR RI)は2024~2029年の任期の大統領の就任式を開催し、プラボウォ・スビアント氏が国会議事堂にて宣誓を行い、正式に新たな大統領に就任されました。
また、副大統領には、ジョコ前大統領の長男のギブラン・ラカブミン・ラカ氏が就任しました。
プラボウォ大統領(73)│ ギブラン副大統領(37)
(出典:JPPN.com)
大統領及び副大統領の宣誓は、国家国民の繁栄のために、最善を尽くして職務と責任を遂行することを誓う形式的な儀式です。
“Demi Allah, saya bersumpah akan memenuhi kewajiban Presiden/Wakil Presiden Republik Indonesia dengan sebaik-baiknya dan seadil-adilnya. Memegang teguh Undang-Undang Dasar dan menjalankan segala Undang-Undang dan Peraturannya dengan selurus-lurusnya, serta berbakti kepada nusa dan bangsa,”
上記はインドネシア語の宣誓の語句です。「アラー(神様)の名の下に、己はインドネシア共和国の大統領・副大統領としての義務を最善かつ公正に果たすことを誓います。憲法を堅く守り、すべての法律と規則を正しく遂行し、国家国民に奉仕することを誓います。」と宣誓を意味します。
(出典:KiniTV)
宣誓後に、プラボウォ大統領は2024~2029年の任期における就任演説を行いました。
(出典:KompasTV)
演説の中で「魚が腐るのは、頭から腐り始める」という格言を引用し、リーダーシップとは上から下へと清廉潔白でなければならず、法を厳格で徹底した執行が必要だ。大統領は良い指導者とは、不可能を求まれ、それを可能にすることがリーダーであり、そのためには賢明で知恵を持ち、国家国民を愛する指導者が必要であると述べました。
また、独立した国とは、その国民が自由であり、恐怖、貧困、飢え、無知、抑圧、苦しみから解放されているだと述べました。
新たな大統領・副大統領にお祝い申し上げます。託された職務と責任を最善に尽くし、約束されたインドネシアの黄金時代を実現させてください。
インドネシアの新たな指導者たちにご武運を祈っております!